星屑に乗って

君にもしも出会わなければまるで違う世界が見えていたんだ

「みんな、待たせちゃってごめんな」

千秋楽生配信を終え、終わってしまったことに悲しくなりつつも本当に大きい爪痕を残してくれて彼ら。本当に本当に最高だなと思う。最初の一歩に立ち会えたことを世界いち幸せだなと感じるし、これから何があってもついていきたいなと思わせてくれる舞台だったなと改めて感じた。

 

ただ、どう頑張っても彼らの過去と重ねてしまうというか、そうなのかな?と思う場面がものすごく多くて。ここに至るまでの道のりを、これから語ることのできない事を舞台というフィクションに乗せて伝えてくれようとしていたのかな、と感じる場面が多かったなと。

勝手にいいように解釈しているだけなんだけど、そう考えることで救われたことも事実なので勝手に考察をしようと思いこの文章を書くに至っています。どこかに感じたことはまとめておきたいなと思った次第です。

 

ここからは私の個人的な解釈です。好き勝手に感じて考えた文章になりますので、大丈夫な方のみこの先お進みください。

 

 

 

 

 

 

まずは舞台の時系列を整理。

・レオとケンタロウの親がデモを開催 仲間に密告され死刑

・1年後ケンタロウが仲間を探しに行く→レオを誘う

・7人で革命を開始する、バンドを始める

・1年半後、7ORDERとしてライブを開催する

・イベントが密告される

 

 

デモで密告され3人が死刑となりまともな裁判も行われなかった

まともな裁判=意見を取り合ってもらえなかったの意味?何かしらの意見を出していたし掛け合っていたけど何も取り合ってもらえなかったことを意味しているのかなと。

 

「Z、ここから這い上がる」

Zが何とイコールになるのかはまだ定まっていないけれど、「Jr.」か、「Love-tune」か、「退所した俺たち」なのかなと。一番最後の文言を当てはめると色々時系列的におかしなことになるんだけど、この表現の仕方もありかなと思った。

 

ケンタロウとレオの親が1年半前密告されて死刑

公演から考えると1年半前は2018年2月、ちょうどキンプリデビューが発表された後辺り。カウコンやハピアイ柱事件、諸々他ユニとの横並びに異変が起こった辺りと思っていいのかなと。

 

警察やマスコミもたくさん来てる、注目してもらえるチャンス

これも時系列的におかしなことにはなるんだけど、Jr.祭り合同オーラスのことかなと思ったりした。「マスコミも来てる、ニュースになって世界に流れて、世界が変わるかもしれない」って半ば本気で思っていてのあのパフォーマンスだったのかもしれない。実際、あの熱気を肌で感じて彼らはまだ諦めていないんだなと心の底から思ったし、全力で押し上げようと思った。あそこが、本当に本当に正念場だったんだろうなと思う。

 

「自分らが変わらないと何も変わらない」

これは7人でこの決断をしたことを意味しているのかな、と。今までいた場所を去って新しいことを目指すことを意味しているのかな。

 

「Z」っていう底辺

ここで再びこの文言が出てくるのでZが何をイコールとするのか曖昧だなと思っている。「密告すればXとかYになれるんだよ」ってことはあの場所にいた時に彼らの何かを密告した人がいたってことなのかなと。そしたら「Z」のイコールとしては「Jr.」が一番近いのかなと思ったりする。

「Z」=Jr. とするならば、「XやY」=仕事が確約された地位のこと?もしくはデビュー?

 

「Zの中にも俺たちの活動を迷惑だって思っている奴らもいたから」

あの期間死ぬほどいろんな噂が流れて、信じてはいなかったけれど彼らがやった何かに賛同しかねる人たちも少なからずいたのかなと思った。そういう動きもあったんだよという比喩なのかな?内情なんて全く分からないけどそういう解釈の仕方もありなのかな。

 

「ケンタロウがいたから俺たちここにいるよな」

このセリフに対してアランが「俺は別に違うけどな」って言ってたの、これも割かし本当な気がする。顕嵐は空白の期間も雑誌に載っていたイメージだったので、もしかしたら残ろうと思えば残れた派なんじゃないかな。このセリフの後にケイゴが「素直じゃないんだから」って言ってるのもこういうやり取りがあったんじゃないのかなて思ってしまう。

 

ケンタロウの持っていた拳銃

ケンタロウがこっそり持っていてトップを殺しに行こうとしていた、それがバレて「そんなのハッピーじゃない」「俺たちの武器はそれじゃない」、ってことはやすいさんが1人で何かしら動こうとしていたことの比喩なんだろうか。こっそり持っていてトップにというところからすると自分一人の退所届か何かだったのかな。

 

ケンタロウ「俺もその場で死ぬつもりだったから」

死ぬ=表舞台から姿を消す的な意味合いなのかなと。自分が責任を取ってみんなを生かす的なニュアンスかな。楽器見つけてバンドしてお前らすげえなって、俺がいなくても大丈夫だって、たぶんそういうことなんだろうなと思う。

 

「もう一回やり直せばよくね」

ここでできないなら新しい道を選ぶのという意味かな、そこに対して大きく手を貸してくれる人がいて、それに乗ろうという意味だったのかなと。

 

 

 

舞台全体が11月あの発表に至るまでの経緯なのかなと。これから絶対話すことはできないだろうし、ハッピーを掲げている彼らがそういった話をすることは好まないだろうからせめて舞台というフィクションに乗せて、どういう形でも解釈できるように伝えてくれたのかなと勝手に思っている。

 

ケンタロウがユウマに対して「お前は役者になれ」と言っているのも本当かなと思った。さなぴは役者に進むという道もきっと選択肢の中にはあって、そこで悩んでたのかなあ。7人でもその道を歩めるようにって、各々がやりたいことをできる場所になればいいって、そういう集まりなんだなってこの舞台を見ていて思った。

「この世界が、終わりかけてるこの世界が変わるきっかけになればって、やりたいことをやれる世界に。10年後、100年後、1000年後、こんな俺がやったことでも、意味を持つんじゃないかって」

やすいさんが6人を生かすために自らを切るって、それはちょっと違うかもなとは思うんだけど、「自分たちがやりたいことをやれる世界を作りたい」っていうのはこの舞台の根底にあるんだろうなと後半のセリフを聞いていて物凄く響いた。7人みんながみんな6人を生かしたいって思っていたんだろうなと。

ミュウトの「こいつらとならそれができる気がした」とか、ショウキの「このメンバーとなら腹の底から笑いあえると思った」とか、アランの「ああ生きてるってそう思えた」も混じりけのない7人でやっていくって決めた理由なのかなと感じた。ながつももしかしたら本当に「こんな僕が入っていいのかな」って相談したかもしれないしそれに対してやすいさんが「いいに決まってんだろ」って破顔したかもしれない。7人が7人でいることにそんなに大きな理由はきっと必要なくて、ただこの7人でしかできないことをやりたいってだけだったのかなって。

後半ユウマの「何もかも全部嫌になりそうになる時もあった、俺ら7人だってそうだった。底辺で、光が見えなくて、諦めちまいそうな時もあった」ってセリフももしかしたら本当なのかな。わからないけれど。

ショウキの「ここに来てくれた人たちにとって、俺たちもそういう存在になれたらいいなって」というセリフが本当に大好きで大好きで仕方ない。7人ってそれぞれ爆発している個性があるし秀でている部分は違うけれど横並びだと思っていて。誰かの得意分野はちゃんとその人に任せるしみんなが苦手なところはみんなで補うような、そんな横並び感が7人だなと思うところがあるんだけど、それでも彼らの中でやすいさんがどこか救いみたいな存在だったのかなと思うと、どう頑張っても胸が苦しくなってしまう。いつだって人一倍背負いすぎてしまう彼をわかってくれて支えてくれて寄り添ってくれる6人なんだなって。本当に本当に思った。

「ケンタロウならどうする!」っていうのも同じようなニュアンスなんだけど、やすいさんの決断が何か基準になっているのかなあって思ったりした。

 

絶対絶対この未来は確定事項じゃなかっただろうし、もしもの未来だってあったと思う。各々が自分のやりたいことをする未来もあっただろうし、舞台上の話を現実にしてやすいさんが一人で直談判に行って6人が活動を続ける未来もあったと思う。7人全員が残って7人では続けられなくてばらばらになる未来だってあっただろうし、「もしも」を上げ始めたらきりがない。でも、彼らは7人で活動を続ける道を選んでくれて、キラキラ笑い続けてくれて。

7人で活動を続けるといったって「もしも」はたくさんあって、活動開始直後の公演がこんなに長丁場なことってそうそうないと思うんだ。幕があけたら人がいないなんて想像は容易だし、グッズも売れないかもしれないし、全部がうまくいくなんて限らないのにね。それでも迷いなく突っ走ってくれる彼らが大好きで仕方ない。突っ走るしかないのかもしれないけれど、それでも。

 

公演が決まって、チケットも倍率すごくて、グッズも大盛況で、幕が開けたら本当に満席だった時の気持ち、いつか聞かせてね。いつまででも待ってます。

 

みんなが今までと変わらない顔でステージに立っていてくれることが今までの何十倍も何百倍も何千倍も尊く感じたし、本当に奇跡だなって思った。コントからわちゃわちゃMCからバンドから、会場の煽りまで見れるなんて思ってなかったよ。会場の半分からこっち~!が見れるなんて。まさかまさか思ってなかった。本当に全部分ぶんどってきてくれたんだな。やすいさんはやっぱりライブパートで客席にマイク向けながら幸せそうな顔をするし、演奏中やすいさんが近くに来るとれおの顔がぱああああ!って明るくなるのも変わってないなあとしみじみしてしまった。

過去をなかったことにする必要はないし、今までの全部が大切な思い出だよ、それがあるから今があるんだよって言ってもらった気分になりました、勝手に。全部全部大切です。今までも、今現在も、これから作る思い出も。やすいさん、これからもたっくさん笑っていてね。

今までたくさんありがとう、7ORDER projectさんこれから先長いお付き合いになると思いますが何卒何卒よろしくお願いいたします。

 

7人が7人で歩く道を選んでくれた奇跡に最大の感謝を。そしてその道を一緒に歩ける今をくれる彼らに最高のハッピーが降り注ぎますように。色々考えたし受け入れられないこともあったし永遠と悶々としていたけれど、この舞台を見て綺麗に気持ちが晴れたような気がします。どうしようもなかった気持ちが救われたなあ。やっぱりいつだって彼らに救われるなと思う。もう大丈夫。

あらためて、舞台7ORDER、大千秋楽おめでとうございます。世界で一番幸せな2週間でした!!!!!!!!!!!大好き!!!!!!!!!!!!!!